ととのえる展
この春、3月17日~4月29日の期間、東京都南青山のプリズミックギャラリーで共通のアトリエ系設計事務所で経験を積んだ5組の若手建築家が集まり「ととのえる展」を行いました。建築設計のプロセスにある多様な要件に真摯に向き合い丁寧に「ととのえる」ことが設計において大事なことだと考えいる5組。5組それぞれが考える「ととのえ方」についてを本にまとめ、その本をくつろぎながら読むことのできる空間をプリズミックギャラリー内につくりました。くつろげるための空間をクッションや植栽、照明などでととのえ、長く滞在してもらえるような展示会場としました。クッションは一つ一つがバラバラになっているため、組み換えが可能になっています。メンバーの持ち回りで在廊をした週末はオリジナルのクッション配置がされ、会場構成が変わるのを体験できるのも展示の面白みの一つになったのではないかと思います。会期中には「座・ととのえる」トークイベントも開催しました。「ととのえる」の活動は今後も展開をしていく予定です。6月23日~7月2日には金沢にて巡回展も行います。
ととのえるメンバー → 鈴木宏亮+山村尚子/ す ず き ・原田将史+谷口真依子/Niji Architects・村梶招子+村梶直人/ハルナツアーキ・荒木成文/アラキアーキ・渡辺美帆/saji建築設計室