す ず き/suzuki architects

季節を感じること


こんにちは。鈴木宏亮です。私たちは毎年夏に一度。パオにボードをのせてサーフィンに行きます。大学時代からの先輩と一緒に伊豆の先端まで。しかし。今年は予定が合わず、行くことができませんでした。しかも、9月に入り、今度は一気に秋の肌触りがするようになりました。夏の終わりは少しメランコリックな心持ちにもなりますが。涼しい風や虫の音も良いものですし。これから、色々と食材が美味しい季節にもなります!四季があり、その移ろいを楽しむことができる環境に生活できることは、とても楽しいことだと思っています。私たちの設計する建物においても、ふとした瞬間に、季節の移ろいや、時の移ろいを感じさせるような空間。そう言ったことをいつもイメージしています。大きな窓は陽射しを招き入れ、その時折の風を室内に導きます。風が運ぶ季節の草花の香りや、陽射しの強弱の違いを感じたり。影の位置が変わったことで、季節の違いを感じることがあると思います。小さなことかもしれませんが。毎日が少しずつ変わることを感じることで。日々の生活が良い方向へと。進んでいくことを想っています。