模型の街
こんにちは。山村尚子です。
プレゼンテーションから竣工に至るまで模型をたくさん作って検討を進めます。一つのプロジェクトで、ちょっとした街並みができるくらい作ります。模型は小さい物から実寸まで作ります。建築は実際に完成するまでは、空間を実体験することはできません。模型を作ることによって、そこに自分を投影して、判断していきます。
私たちは、カタチというよりも、過ごす時間が長くなるであろう室内空間の居心地のよさを大事にしたいと思っています。光の入り方や空間のフィット感、風がうまく抜けていきそうなのか。など。模型作りはそういった居心地のよさを作り出すためのとても大切な作業の一つとなります。